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坂本善之: モルモン.

こんにちは,わたしは坂本善之です。

わたしについて

(善之兄弟は2013年2月に他界されました。このプロフィールはご家族のお話を基に作られています。) 善之兄弟は重度の脳性まひという障がいを持っていらっしゃいました。すべての面において、多くの健常者が簡単にできることでも何年も何年もかかって習得されてきましたが、それまでの間常にあきらめないで忍耐強く努力なさる方でした。 また誰でも大好きになれる方で、きらいな人がいませんでした。特に自分よりも小さい子供に対してはすこぶる優しい方でした。 ある日お母様が福音についてのご自身のお話を善之兄弟に分かち合われたとき、善之兄弟はたいへん喜んでいらっしゃったそうです。それを見たお母様は、ご自身の福音についてのお話を善之兄弟がもっと聞きたいのだと思い、それから数ヶ月にわたり分かち合い続けられました。しかしあるとき、善之兄弟の本当の望みは善之兄弟ご自身の福音についてのお話・確信を分かち合うことである、とお母様は気付かれました。 このように善之兄弟は神様や福音に関することがとにかく大好きで、ご自身の意思がなかなか伝わらなくても、その機会が来るまでいつもあきらめず忍耐強く待ち続ける方だったそうです。 また福音についてしっかりと理解されており、福音から来る喜びや確信について周りの人々にも分かち合いたい、そのため伝道に出たいという一途な望みを持っていらっしゃいました。その望みは生前は叶いませんでしたから、地上を離れ、その望みが叶う霊界に旅立つのは善之兄弟にとって決していやなことではなかったと思う、とご家族はおっしゃいます。 見た目は重度の障がいを持った普通の42歳の男の人だけれども、中身は特別な人だったと思います、とお母様は話されています。

わたしはなぜモルモンなのですか

(この改宗談は善之兄弟のお母様の体験談です。) バプテスマを受けてこの教会に入る前に、とても印象的な夢を見ることが何度かありました。 はじめは障がいを持った息子がプールサイドにいて、頭からプールに落ちかけている夢を見ました。 その半年ほど後に、息子が暗い穴の中に音を立てて落ちて行く夢を見ました。暗い穴の奥の方に落ちて行く息子に「おいで」と言っても、息子には障がいがあるので出て来られません。わたしは身も凍るような恐ろしい気持ちで目が覚めました。しかし、お祈りをするとすぐにまた眠ることができ、その眠りの中で夢の続きを見ました。 今度はお風呂になみなみときれいな水が張られています。そしてその中に息子が沈んでいました。夢の中では一晩中息子が水に沈んだことになっていたので息子は死んでしまったと思いましたが、手が現れて息子を引き上げてくれると息子は生きていたので、夢の中で驚きました。 それらの夢が気になって気になってずっと考えていると、頭の中にマンガの吹き出しのようなイメージが浮かんでその中に「善之がバプテスマを受けたいと思っているよ」と書いてありました。とても強い気持ちを感じました。そして本人に「バプテスマを受けたい?」と聞くと、「やっとわかってくれた!」と言わんばかりに両手を高々と上げて赤い顔をして喜んでいました。 その後もいろいろなことがあったのですが理解のある指導者のおかげもあり、善之はやっとバプテスマを受けることができました。 息子は2013年2月18日に霊界に旅立ちました。 息子はバプテスマを受けてアロン神権もいただき、涙を流して喜んでいました。それからも息子はずっとメルキゼデク神権がほしかったのですが、わたしが神殿で奉仕するようになったことがきっかけでやっといただくことができました。はじめは気が付かなかったのですが、後で考えると、わたしが神殿で奉仕するよう召されたのも息子がメルキゼデク神権を受け、そのほかの教会の儀式を受けるためだったのでした。 息子は自分と死者のためのエンダウメントを受け、祝福師の祝福をいただき、この地上で自分の欲しいもの、やりたいと思っていることをほとんどすべて終えたのですがただひとつ、伝道に出たいという望みは叶いませんでした。しかし2月に旅立つときには「喜んで霊界に伝道に行くんだ」という意志が息子からひしひしと伝わってきました。ですからわたしたちは悲しくも寂しくもなく過ごすことができています。

わたしの信仰生活について

善之兄弟はいつも神様と一緒にいたとご家族は振り返っていらっしゃいます。自分の意思が長い間伝わらなくても、神様にお願いして自分の気持ちが伝わるように努力していたんだろうなとおっしゃいます。 ご自宅が火事に遭ったとき、善之兄弟は脚を火傷してその後中間で切断されました。生きながら脚が燃えてくるのだからショック死してもおかしくない状況だったそうです。しかし神様がそばについて守ってくださったのだろうとおっしゃいます。いつもいつも神様は善之兄弟を見ていてくださり、善之兄弟も神様をよく頼っていたんだろうなとご家族はおっしゃいます。 また善之兄弟はキリストの贖いを本当に喜んでいらっしゃいました。教会では、誰でもみんなの前で自由に福音についてのお話や証ができる「証会」が毎月の恒例となっています。その証会で善之兄弟は毎回証され、その中では必ず贖いについてのことをおっしゃっていました。 最初の頃は復活できるということたいへん喜んでいたけれども、だんだん知識が増し加えられるにつれて、自分が生きている間にどれだけの贖いの力を受けてきたのかについてのことや、すべてにおいて贖われるということに本当に喜びを持っていた、とご家族は振り返られます。 これは善之兄弟が亡くなる15日前に証会で話された最後の証です。 毎日毎日 朝から朝まで 天のお父様に守っていただいて 生きていることに 心から 感謝しています。 天のお父様が 私達一人一人を 愛して下さっていますことを 知っています。 私も天のお父様が大好きです。 天のお父様は 御子のイエス様を 私達の贖い主として くださいました。 毎日 たくさんのことを 贖いの力で強くしていただています。 また、天のお父様の みもとに 帰る為に 贖いは必要です。 私は この体が 贖われることを とても楽しみにしています。 イエス様と聖霊に感謝しています。 イエス様が確かに生きておられます。 このことを もっと たくさんの人々に 知ってほしいと 思っています。 イエス・キリストの御名により アーメン 2013年2月3日